麺屋武蔵 武骨
なぜか身近な人に『麺屋武蔵って、おいしい?』と聞くと、あんまりいい回答が返ってこない…超有名店なのに?!でも、味がいまいちであそこまで有名になるわけないわけで…
そんな、『どういうことなんだろう?』と疑問に思ってたところに、たまたま高田馬場に用があり、行ってみた『麺屋武蔵 鷹虎』(⇒前回の記事)はすごくおいしかったので、好みで合う合わないがあるのかなー?ということにしてたわけですが、会社帰りに寄ったアメ横の外れにこんなお店が。
これは、麺屋武蔵の分家で豚骨メインのお店『麺屋武蔵 武骨』じゃないですか?!お店の存在は知ってたけど、こんなところにあったんですね。寒いしお腹空いたし食べてこうかな?
さて、食券はと…あっさり目の白武骨、いかすみマー油の黒武骨、スパイシーな赤武骨の3つからスープを選べるんですね?ん~…今回は一番特色がありそうな、黒武骨を選んでみようかな?
食券を渡して列で待ってると『そいやっ!』『せいっ!』と麺屋武蔵系の特徴の豪快な湯きりの掛け声が。すごい勢いありますね?!
ここは厚切りのチャーシューが有名だそうですが、真ん中のまな板では、デッカイ中華包丁を使って『ダンッ!』と豪快にチャーシューの塊をぶった切ってます。あっチャーシュー飛んだ!…
なんだか、海賊船の厨房に来たみたい…
黒武骨の味玉つきで、炊き込みご飯をつけてみました。うっわ!真っ黒!!ちょっと前にマー油系の豚骨だと元祖の『なんつッ亭』の支店『なんつッ亭 弐』(⇒前回の記事)に行ったことがありますが、それよりも真っ黒ですね。
さて、スープはと、すくってみると黒いのはもちろん表面だけ…だけど、このプリプリした物体はなんだろ?
んー?背脂だこれ。ずいぶん歯ごたえがある背脂のデカイかたまりが結構入ってます。
スープの味は魚介豚骨なんですね。麺屋武蔵の別ブランドで豚骨を売りにしたお店なので、魚介の風味はほとんどないのかと思ってたら割りと強めです。
そこにいかすみの味が絡まってるわけですが、んー…このいかすみの風味はいるのかなぁ…ちょっと疑問。なんつッ亭と差別化の意味でいかすみなんですかね?
麺はすごく太めなので、スープは若干粘度があるか濃厚でないと合いにくいと思われるのですが、スープは比較的さらっと系。豚骨メインなんだけど、本店の魚介醤油の繊細な部分は残して、こってりにはしてないんですかね?
厚切りのチャーシューは柔らかく煮てあっておいしいですね。
困ったな…正直ここの記事を書くか迷ったのですが、有名店なのであえて色々疑問に思ったところがあったので、書かせてもらいます。
掛け声はすごいけど、
切った後も流れ落ちるくらいお湯が残る湯切り。
パフォーマンスなのか、調理とは思えないチャーシューの切り方。
麺とスープのアンマッチ。
必要と思えない黒さを出すいかすみ。
スープに旨みをプラスはずの背脂が溶けずに固まりで入ってる。
んー…鷹虎も武骨外伝もおいしかったんだけど、本店のほうも食べてみないとどういうことなのか、また分からなくなっちゃったなー??
営業時間 | |
定休日 | 年中無休 |
TEL | 03-3834-6528 |
住所 | 東京都台東区上野6-7-3 |
URL | http://www.walkerplus.com/tokyo/gourmet/ |
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