家系総本山 吉村家

これまで何件か家系ラーメンの記事を書いてるけど、店員の態度が・・・とか、味が好みじゃないとか色々噂が先に耳に入ってて、なんとなくここに来てませんでした。本流・亜流が乱立する家系ラーメンの総本山、吉村家です。

■　家系総本山　吉村家

※看板が反射で飛んじゃってわかりませんね・・・

横浜駅西口を東急ハンズ方面へまっすぐ歩き、大きい交差点にぶつかったら左手に見えます。行列対策で入口に待ち席があらかじめできてたりします。

入口で食券を買って、席に座ろうとすると・・・

『 (#ﾟДﾟ) あ！おきゃくさん、そこじゃなくて奥で！！』

なにやら携帯で仕入れの連絡をしてるお母さんに注意されちゃいました。厨房の店員さんがごめんなさいね～！って言ってくれたけど、お母さんよくないなぁ。いきなり洗礼をうけちゃいました。

ま、気を取り直して注文を

『 (*ﾟーﾟ)ノ 味濃目・油少な目で！』

いつもの頼み方で。

ずっと、家系の器は薄水色のやつが基本なんだろうな？と思ってたら、この器が本流のお店の器なんだ。知らなかった・・・・

さっそくスープを一口・・・うん！おいしい！！スープが濃厚でとろみが強いところは中島家に少し似てますね（中島家が似てるのか？・・）。色を見ても分かるとおり醤油がやや強いけど、スープが濃厚なのでまろやかな感じ。ここが味の基本で派生していったというのが分かる気がします。

チャーシューはこういうのは初めてです。フチが赤くて食感も中華料理のそれみたい。

麺はやや硬めくらいが好みだけど、7～8人分づつくらい一気に作ってて、最後の方にあげられてしまったので、茹で加減はやや柔くらいだった。行列が出来るから仕方ないのかも知れないけど、もう少し少ない人数でローテーションしたほうがいんじゃないかな？

全体を通して、おいしいです。ここがいい！っていう特化している部分を感じないのは、ここがきっと基本の味で、他のお店は試行錯誤をしてそれぞれの店の特徴をつけていったからなんでしょうね。

あ、トッピングがやたら豊富なのは特徴ありますね。

他のお店では見ない、行者にんにくやラーメン酢なんてものまであります。色々ためして味の変化を楽しめます。ラーメンにお酢？と思ったけど、これが意外にいけます。

今回、総本山に行ったわけだけど、やっぱり『壱六家』が一番好きだなぁ。